11日に東日本大震災から7年を迎える。

 各試合会場では黙とうがささげられ、選手らが募金活動に励んだ。ユアスタで募金を呼び掛けたベガルタ仙台MF梁勇基は「あの瞬間は今も鮮明に残っている。チームとしても、いつも以上に力が入る1日」と特別な思いを口にした。試合前にはヴィッセル神戸ファンらがつくった千羽鶴が仙台に手渡され、両チームの選手は黒地に金色で「絆」と書かれたTシャツを着て入場。哀悼の意と復興への思いを共有した。V・ファーレン長崎-浦和レッズ戦(トラスタ)では熊本地震への支援も訴えられた。Jリーグでは「チーム・アズ・ワン」と名付けた支援活動を今後も続ける。