ガンバ大阪が開幕からの連敗を「3」で止めた。

 先制は柏レイソル。前半8分、大宮アルディージャから今季加入したFW江坂がペナルティーエリア内で相手DFをかわして左足シュートを決めた。移籍後のリーグ戦初得点。さらに同18分、今度はペナルティーエリア外から右足ミドルシュートを突き刺して追加点を奪った。

 対するG大阪は後半21分、DF藤春、MF遠藤、泉沢、FWファン・ウィジョとつないで、ファンがキープ。DF2人に囲まれながらも振り向きざまの右足シュートを決めて1点を返した。

 後半はG大阪が攻め込む時間帯が多くなるが、決めきることはできない。だが41分、相手のクリアボールを遠藤が拾い、ファンへパス。右足でトラップしてから素早い振り抜きで右足シュートを決めて追いついた。昨年から続くリーグ戦の未勝利記録は14試合と伸びてしまったが、劣勢から同点に持ち込む意地を見せた。