セレッソ大阪がサガン鳥栖に競り勝ち、今季初の連勝を飾った。

 前半27分にFW柿谷曜一朗(28)がゴール右隅へ右足の技ありのゴールで先制。後半10分には、右CKからDF丸橋祐介(27)が直接決めて、追加点を奪った。

 柿谷はJ1リーグ6戦3発でチーム得点王。前節の湘南戦から中2日でACL済州戦、さらにこの日も中3日と厳しい日程の中、先発出場を続けるが「疲れはまったくない」。尹晶煥監督(45)も「ハードなスケジュールだが、能力のある選手。今日もいいパフォーマンスを見せてくれた」と信頼して送り出す。柿谷は「ケガ人も戻ってきているし、これからもっといいサッカーができると思う」と上昇への手応えを語った。

 右CKを直接決めて追加点を奪った丸橋は「ミスキックです」と苦笑い。ゴール前に詰めていたFW杉本健勇(25)が触ったとアピールも、直後のアナウンスは丸橋のゴールと認定。「うれしかった。このゴールをきっかけにしていきたい」と話した。