セレッソ大阪が川崎フロンターレを逆転で下し、3連勝で4位に浮上した。

 先制されたが前半31分にDF丸橋祐介(27)がFKを直接決めて同点。さらに36分、MF福満隆貴(26)がCKからGKがはじいたボールを頭で押し込む。J1リーグ戦初ゴールが決勝点となった。

 そして後半27分には、右足の負傷で離脱していたMF清武弘嗣(28)が出場。2月14日のACL済州(韓国)戦以来、約2カ月ぶりの実戦復帰となったが、ブランクを感じさせない華麗な連係も見せた。横断幕に迎えられ「サポーターの力は大きい。感謝している」。長い距離も走り、勝利に貢献して「時間はかかったが、ここに帰ってこれてよかった」と感慨深げ。W杯ロシア大会に向けても再スタートを切り「自分が選ばれようが選ばれなかろうが、日本代表は結果を出さないといけない」と力をこめた。