サッカーワールドカップの優勝トロフィーが4月30日、静岡市清水区のナショナルトレーニングセンター清水(J-STEP)で一般公開された。日本は、ロシア大会を前に世界51カ国を巡るツアーの最後を飾る国。28日東京、29日大阪に続き、「日本一サッカー熱の高い街」をアピールした清水が、一般投票で「最後の訪問地」に選ばれた。

 ガラスケースの中で輝きを放ったトロフィーは、高さ約37センチ、重さ6・175キロの純金製。この日の来場者は約4000人で、元日本代表FW中山雅史(50=J3アスルクラロ沼津)は「ここにトロフィーが来たのは、みなさんの熱意が伝わった結果。じかに感じた重みを日本代表へのエールに代えてほしいです」と呼び掛けた。