北海道コンサドーレ札幌DF進藤亮佑(21)が躍進するチームの屋台骨となっている。チームは1日、札幌・宮の沢での練習後、今日2日アウェー・サガン鳥栖戦(ベアスタ)に向けて移動した。前節仙台戦でDFキムが途中退場となり、開幕からのフル出場が進藤とGKクのみとなった。フィールドプレーヤー唯一、ピッチに立ち続ける4年目は「しっかりケアして出続けたい」とシーズン完走を目標に掲げた。

 喜びを感じている。「連戦で試合できるのは、個人的にはうれしい。試合がしたい」。昨季は出場8試合にとどまった。若さゆえに過密日程の疲労を感じさせず、貪欲だ。J2だった16年、第21節まで18試合先発(うち16試合フル出場)だったが左太もも裏肉離れで離脱した。「一昨年もチームで一番出ていたのに、夏ケガしたから気をつけたい」と、同じ過ちは繰り返さないつもりだ。

 クラブの開幕からの連続フル出場記録は、直近では15年(J2)にDF福森が26試合をマークし、最長は11年DF河合と07年DF西嶋の27試合。記録更新はまだまだ先。「しっかりパフォーマンスを落とさず、次の試合の準備をしたい」と、目の前の戦いに集中していた。【保坂果那】