ジュビロ磐田FW中野誠也(22)が、チームを勝利に導くゴールを誓った。5日、今日6日に行われる中京大との天皇杯2回戦に向けて磐田ヤマハスタジアムで最終調整。PK戦の練習まで行い「去年があるからこそ、今年もゴールを取りたい。1試合1試合、結果を出していきたいと思っています」と、気合十分に語った。

 筑波大のエースとして臨んだ昨年の天皇杯では、4戦5発と爆発。1回戦でJ3のYS横浜、2回戦でJ1仙台、3回戦ではJ2福岡を撃破して16強入りを果たした。ジャイアントキリングの原動力となった中野は、自身の経験を踏まえ「受け身になったら、負ける。(相手が)大学生と思わずに、スタートから思い切って良さを出していきたいと思います」と、言った。

 試合開始の笛から、エンジン全開で相手ゴールに襲いかかる。【前田和哉】