清水は辛くも勝利を収めた。0-0で迎えた後半32分、FW鄭大世(34)のクロスをMF河井陽介(28)がヘディングで先制点。この1点が決勝点になった。

 相手はJFLの格下だったが、前半からボールを保持される展開が続いた。後半22分には自陣での連係ミスからあわや失点の場面も作られた。試合後、ヤン・ヨンソン監督(58)は「苦戦したが、無失点で勝つことはカップ戦において大事なこと」と安堵(あんど)していた。