川崎フロンターレのDF谷口彰悟(27)が、ルヴァン杯・決勝トーナメントで鹿島との対戦を歓迎した。チームは30日、神奈川・川崎市内で8月1日のアウェー浦和戦に向け調整。谷口は、29日のルヴァン杯組み合わせ抽選会の結果に「自分は鹿島でよかったと。強いチームとやった方がモチベーションも上がりますし、(勝ち)上がっていったら戦うチーム。そこと早めにやれるのはいい」。組み合わせ抽選会では、1歳年下の後輩、DF車屋紳太郎(26)がくじを引いており「よくやったと言いたい」と後輩に賛辞を贈った。

 だが、実際の抽選会では、先に車屋が枠を引いた後に、鹿島DF内田篤人が川崎Fの対戦相手枠を引き当てた形。この事実を知らされた谷口は「じゃあ、アイツ(車屋)の力じゃないですね。ダメですね」とダメだし。さらに、川崎Fは第2戦(9月9日)がホームゲームならば、等々力競技場が他のイベントで使用できないため、第1戦(9月5日)がホームゲームになる枠を引きたいところだった。しかし、車屋が引いた番号は、第2戦がホームの枠。等々力ではなく、味の素スタジアムで戦うことになった。谷口は「ホームを引けなかったのはダメですね」とさらに突っ込んでいた。