北海道コンサドーレ札幌DF菊地直哉(33)が9日、今季初のリーグ戦出場へ意欲を示した。札幌・宮の沢でのミニゲームで主力組のセンターバックでプレーした。DF福森が左内転筋痛、キムが右背部痛のため練習に不参加。明日11日セレッソ大阪戦(札幌ドーム)で主力2人が欠場となれば、菊地の出番となる。「可能性はあるので、2日間練習でしっかり準備したい」と見据えた。

 今季は今年2月のキャンプ中に負傷した左膝外側半月板損傷の手術を受けて出遅れた。リハビリ生活を経て、7月に全体練習に合流した。公式戦ベンチ入りもまだないが、実戦練習は積んでおり、焦りはない。「初めてのケガでいい勉強になった。(プレーの)イメージはしていたので、ピッチの上で表現していきたい」と心待ちにしている。昨季16試合に出場しJ1残留に貢献したディフェンダーのピッチへの復帰はもうすぐだ。