横浜F・マリノスは21日、強化責任者にあたるアイザック・ドル・スポーティングダイレクター(SD)の退任を発表した。後任は未定。

 黒沢良二社長が経緯を説明した。アイザックSDとの契約は今年12月までで、今夏の移籍期限が終了し、来季編成を新SDとともに迎えることを狙い、双方合意の上、約4カ月前倒しでの退任となったとした。チームは現在15位で残留争い中だが、成績不振での退任は否定。今季就任したポステコグルー監督については現時点では続投を明言し「あの体制でいくというのが一貫した考え方です」と話した。