清水エスパルスFW北川航也(22)が、背水の覚悟で明日25日のホーム北海道コンサドーレ札幌戦に臨む。

23日は静岡市内で非公開練習に参加。次戦も2トップの1人として先発が濃厚だが、5戦連続無得点で、責任を感じている。「ゴールに向かうプレーはできています。チームのために、どれだけプレーできるかが大切です」。

チームは7月のリーグ再開後、3連勝から3連敗。前節浦和も3度のリードを守りきれず、引き分けに終わった。北川自身も数多くの決定機を逃している。試合後、サポーターからは厳しい言葉を浴びせられることも少なくない。悔しいが、それらを謙虚に受け止めている。「サッカー選手として何かを言ってもらえるうちが花だと思います。期待に応えたいです」。次戦こそ、自らの足でチームを勝利に導く決意だ。【神谷亮磨】