首位のサンフレッチェ広島が、1点を守り抜いて勝ち点を52とした。

前半19分、MF稲垣祥(26)がクリアボールをダイレクトで狙い、先制。その後も攻め込みながら追加点は奪えなかったが、きっちり勝利を手にした。

城福浩監督(57)は最後に攻め込まれながら、体を張った守備でセレッソ大阪から1点を守り抜いた選手をたたえた。

「2点目、3点目を取れず、こういう展開になったが、1-0で勝ち切れたのが大事。口にはしていないが絶対に勝たないといけない、引き分けでもダメだと思っていた。選手もそれだけの気迫を持って戦ってくれた」

前節は川崎フロンターレに敗れ、C大阪にはホームで0-2と完敗している。城福監督は「連敗してはいけない。同じ相手に2敗してはいけない」。その執念が1-0勝利となった。