J1鹿島アントラーズは26日、茨城県鹿嶋市で、28日にホームで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦、天津権健(中国)戦に向けて練習を行った。

24日のジュビロ磐田戦で、1点をリードした後半ロスタイムに痛恨のハンドでPKを与えてしまったDF安西幸輝は「いろんな人にいじられました。いじられる方が楽というか」とチームメートに感謝しつつも「勝ち点2を落としちゃったので。試合にちゃんと入れて、流れも持って来られただけに、最後のシーンしか残らなかったことがつらかった」と悔しがった。

それでも、試合はすぐにやってくる。雪辱の機会はACLの舞台で。「気負いすぎたら空回りしちゃうと思う。いつも通りということと、どこかで取り返せればいいという気持ちはある」と静かに闘志を燃やした。