柏レイソルは清水エスパルスに敗れ、リーグ戦2連敗でJ2クラブとプレーオフを戦う16位へ順位を落とした。

序盤から清水に押し込まれる展開が続き、前半10分に右サイドでパスをつながれると、中央でボールを受けた清水のMF竹内涼(27)の放ったシュートがゴール右上に鮮やかに突き刺さって先制点を許す。反撃に出たい柏だったが、日本代表FW伊東純也(25)らが相手守備陣に抑えられ、チャンスらしいチャンスをつくることができない。

そのままリードを許して折り返した後半7分、自陣ゴール前で高く上がったボールの処理を守備陣がもたつき、MF白崎凌兵(25)に追加点を決められてしまう。それでも19分にゴール前でMF小泉慶(23)からのスルーパスを受けたFW瀬川祐輔(24)がワントラップで相手をかわして左足でネットを揺らして1点を返す。

反撃ムードの高まる中、36分にMF河井陽介(29)にダメ押しの3点目を決められて万事休す。終了間際のFWクリスティアーノの得点も実らず、順位の近い相手にホームで痛い敗戦となった。