北海道コンサドーレ札幌が土壇場で勝ち越し、3戦ぶりの勝利を飾った。

前半は両チームともにチャンスはあったがGKのファインセーブでノーゴールだった。26分、北海道コンサドーレ札幌はPKを獲得。FWジェイ(36)が左足でゴール右を狙ったがサガン鳥栖のGK権田修一(29)が止めた。今度は鳥栖が32、34分にFKのチャンス。FW金崎夢生(29)DF安在和樹(24)がそれぞれゴール左隅の絶妙なコースに蹴りこむが札幌のGKク・ソンユン(24)が飛び込んでボールを弾いた。

後半はホームの札幌が押し込んだ。後半13分、ペナルティーエリア手前でボールを受けたMF三好康児(21)が振り向いてそのままドリブル。最後は左足でシュートを放ち、先制点を決めた。追いかける鳥栖は85分、FW田川亨介(19)が頭で折り返した右クロスをFW小野裕二(25)がダイビングヘッドでねじ込み同点。だが試合終了直前の後半ロスタイム、札幌のFW都倉賢(32)が自ら獲得したPKを左足で決め、決勝ゴールを挙げた。鳥栖は5試合ぶりの敗戦となった。