FC東京が清水エスパルスに完敗し、泥沼の8戦未勝利で3位から5位に転落した。東京は清水に12年4月28日にホームで0-1で敗れて以来リーグ戦で11戦、6年5カ月ぶりに敗れた。(公式戦では17年5月31日のルヴァン杯1次リーグで1-2で敗戦)

前半は一進一退の展開が続いたが、後半20分、清水が先制した。FWドウグラス(30)が、ペナルティーエリア左手前から放ったシュートはGK林彰洋に弾かれたが、こぼれ球に詰めたFW北川航也(22)がゴールに押し込んだ。

後半36分、清水が追加点を挙げた。同34分、カウンターから左サイドを突破したドウグラスがペナルティーエリア内に進入すると、後ろからチャン・ヒョンスがたまらず倒し、PKを獲得。そのPKをドウグラス自ら右上に蹴りこみ、決めた。一方、前日28日が27歳の誕生日だったチャンにとっては、痛恨のPK献上となった。

東京は4月21日にアウェーで清水に1-0で勝って以来、守り続けたアジア・チャンピオンズリーグ圏内3位を、5カ月ぶりに失った。