C大阪尹晶煥監督(45)が5日、ガンバ大阪との大阪ダービー(6日、ホーム)で冷静な采配を見せる。

大阪ダービーを翌日に控え、大阪・舞洲で調整。12年3月以来6年半ぶりのダービー勝利を目指すC大阪だが、通算9勝5分け21敗と大きく負け越しており、その理由を尹監督は「大きく考えられるのはダービーに関する気持ちの面がガンバの方が大きかった」とし「もちろん意欲的にやるが、前回も主導権を握っていたが負けたので、試合の運び方を考えないと」と、試合巧者となる重要性を説いた。

前日4日は完全非公開で練習場所も事前に明かさなかった。この日は「(会場の)スタジアムでやった」と話し「ヤンマーをあまり使っていなかったので、いろんなことを考えて、気分転換も兼ねて。メンタル的にも安定させたかった」と意図を説明した。

前節は台風の影響で延期となり、公式戦4戦勝ちなし(3分け1敗)と約1カ月白星から遠ざかっている。暫定7位だが、ACL圏内3位鹿島とは勝ち点4差。大阪ダービーで勝利し、終盤に弾みをつけたい。