FC東京が9試合ぶりに勝利した。

前半はホームの名古屋グランパスがペースを握った。同12分、元ブラジル代表FWジョーの左クロスに、15試合ぶりに先発復帰したFW青木が頭で合わせるも得点にはつながらず。同19分にはMF前田からのパスをフリーの青木が右足で合わせたが、クロスバーの上だった。

8試合白星のない東京は徐々に決定機をつくり出す。後半20分、FWディエゴ・オリベイラが右サイドを上がりゴール前へパス。走り込んだ3試合ぶり先発のMF大森が右足で決めて先制した。

今季神戸から加入した大森は移籍後初得点。さらに同23分、MF高萩のロングパスに反応したFW永井がDFをかわして左足シュートを決めた。今季5点目が古巣への恩返し弾。追加点で試合を優位に進めた。

名古屋は後半ロスタイムにFW玉田のシュートがオウンゴールを誘うも3連敗。台風などの影響で消化試合が2試合少ないものの、J1、J2入れ替えプレーオフ圏の16位となった。