昨季王者で現在、J1で首位を走る川崎フロンターレが、J2のモンテディオ山形に敗れ8強で姿を消した。

前半2分、山形は右コーナーキックからFW小林成豪(24)のゴールで先制。さらに前半36分、フリーキックからDF坂井達弥(27)のゴールで追加点。山形が前半を2-0で折り返した。

川崎Fは山形の5バックを攻めあぐね、後半頭からFW知念慶(23)を入れ打開を図ろうとするが、後半3分にカウンターを浴び0-3。だが後半15分に知念のゴールで1点を返す。追い上げムードの川崎Fだったが、後半19分にGKチョン・ソンリョンが相手のカウンターをファウルで止め、レッドカードで1発退場。10人で戦わざるを得なくなり、GK新井章太がピッチに入り、MF大島僚太がベンチに下がった。

10人になった川崎Fはそれでも後半24分に、再び知念のヘディングシュートで1点差に詰め寄る。ボールを保持して圧倒的に攻めたが、山形は長いロスタイム8分にも守備陣がこらえ、何とか逃げ切った。