ジュビロ磐田は準優勝した2004年度以来、14年ぶりの4強進出を逃した。

前半9分、FW小川航基(21)が先制点を決めた。DF小川大貴(27)のシュート性の右クロスに反応し、左足でネットを揺らした。小川航の今季公式戦1号をチームも粘り強い守備で守った。しかし、後半41分に相手のシュートがDFに当たり、不運な形で失点。終盤に同点とされると、1-1のまま突入したPK戦で2人が失敗して敗れた。

小川航は「点を取れたことは良かったけど、最後まで走りきれなかった。(ゴールの)喜びは薄れてしまった。ただ、下を向いている暇はない。切り替えてやっていきたい」とJ1残留を争うリーグ戦に向け、顔を上げた。