ルヴァン杯で優勝した湘南ベルマーレは、ジュビロ磐田に0-1で敗れ14位へと順位を下げた。

ルヴァン杯決勝で横浜と激闘を繰り広げてから中2日。先発メンバーを1人も替えず、磐田に挑んだが前半34分、磐田MF山田の浮き球パスの処理を誤り、磐田FW川又に1発を浴びた。終盤は3バックから4バックに変更し、両サイドバックが高い位置を取って厚みのある攻撃を仕掛けたが1点が遠かった。

曹貴裁監督は「タイトなスケジュールの中だったですが、これが自分たちの今の実力と認識して、次の清水戦に切り替えたい」と潔く負けを認めた。指揮官は先発メンバーについて「替える必要がなかったから替えなかった」とし「疲労はあったと思うが、これで動きが悪かったとは思わない。そういう練習を積み上げてきてるので、十分やれると思っていた。チャンスもあった。それに関しては自分が思ったことを貫いた」と話した。

MF梅崎は「今日の敗戦を引きずっている時間はない。負けを糧にしなくてはいけないけど、しっかり切り替えてホームで勝ち点を取れるようにしないといけない」と、さらに中2日で迎えるホーム清水戦に切り替えていた。