J2東京ヴェルディのMF佐藤優平(28)が、かつて所属した横浜F・マリノスの大先輩で、現在はJ1ジュビロ磐田で活躍するMF中村俊輔との対戦へ意気込んだ。

5日、ジュビロ磐田と対戦するJ1参入プレーオフ決定戦(8日、ヤマハ)へ向け、都内で調整。13年シーズンから3年近く共に戦ったMF中村は言わずと知れたキックの名手で、横浜の下部組織出身の佐藤にとっては憧れの存在。当時は一緒にFKの練習などをしていたといい「見て学ぶことは多かった。この大一番で再会できるのは光栄なこと。120%の力を出したい」。

佐藤は東京Vのセットプレーのキッカーとして、同プレーオフ1回戦の大宮戦ではFKからDF平の決勝点をアシスト。2回戦の横浜FC戦でも右CKからGK上福元の頭へピンポイントで蹴り込んでFWドウグラス・ヴィエイラの決勝点につなげた。

「チームとしてはボールをつないで決めたいが(セットプレーは)ひとつのチャンス」と3戦連続での得点演出を誓った。