清水エスパルスが、タイの首都バンコクなどで児童養護施設の子どもたち約110人を招待し、サッカー教室を行った。

日系企業の鈴与タイランド、IAI、アイテック、ハラダ製茶、イハラニッケイ化学などが協賛し、15、16日に計3回実施。クラブからはFW高橋大悟(19)とMF滝裕太(19)、普及部コーチらが参加し、ドリブル練習やミニゲームなどを通じて交流を深めた。

社会貢献活動の一環として実施しているサッカー教室は、今回で3度目となる。FW高橋は「自分自身もサッカーを楽しめて、子供たちの笑顔からたくさん元気をもらいました。言葉は通じなくてもボール1つで仲間になれることを知り、自分の仕事はたくさんの夢を与えられると再認識できました」と振り返った。

クラブは今後も、タイでの活動を継続して行う予定だ。今月21日からはエスパルススクールの5、6年生23人がタイ国内でキャンプを実施し、現地のチームとフレンドリーマッチを行う。ユース出身のMF滝は「これからは夢や希望を与えられるような選手を目指し、また、サッカー教室をやりたいと思います」と決意を新たにした。