連覇を達成した川崎フロンターレが、鬼木達監督(44)リーグ優勝として表彰された。

主将のFW小林悠(31)は11月3日の柏戦で相手DFの肘を左目に受け、左の眼窩(がんか)底骨折で手術を受け、優勝の瞬間はピッチに立つことができなかった。司会者からけがの具合を聞かれた小林は「順調に治ってきているので、来季はスタートから行けると思います」と報告。「チーム、サポーター、みんなの力でできた連覇なので、もっと続けていけるように頑張りたい」と来季への決意を口にした。

大卒ルーキーのMF守田英正(23)は、前髪にパーマをしふっくら流すスタイルに変身しておりDF登里から「前髪どうした」といじられる一幕も。守田は「思っていた髪にならなくて後悔しています」と笑わせ、この1年に「1年目にしては上出来かなと思いますが、憲剛さん(MF中村)から言われているように、フロンターレの一員として考えたら、まだまだできて当然なのかなと。来年、期待されると思う」と話した。MF中村は「そんなこといったことないんですけどね…。優しい先輩のはずなんですけど」と突っ込む一幕も。

中村は「タイトルが取れないときから、うちのサポーターはずっと応援してくれていたので。去年、初めてのタイトルを一緒に喜んで、今年もあの景色が見たいから、もう1回、みんなでここまで頑張って連覇できたので。来年、もっと大変な年になると思いますけど、ともに戦ってほしいなと思います」とあいさつした。