来季J2に昇格するFC琉球は30日、元日本代表FW播戸竜二(39)が契約満了のため退団することを発表した。

琴丘高から98年にガンバ大阪に加入。北海道コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、サガン鳥栖、大宮アルディージャでプレーし、今季は琉球に所属。19試合2得点でチームのJ3優勝とJ2昇格に貢献していた。J1通算325試合87得点、J2通算52試合20得点。国際Aマッチ7試合2得点。

播戸はクラブを通じ「J3で優勝するというミッションを達成し、素晴らしい仲間とサッカーができ、本当に満足感があります。このままJ1までの道のりを一緒に歩みたかったですが、これがプロの世界です。これからの僕の事は、ブログやインスタグラムで、チェックしてください」と前を向くコメントをつづった。

また「琉球というチームには、本当に高いポテンシャルがあると思います。沖縄の人達がチカラを合わせて進んでいけば、J1で優勝争いが出来るチームになると思います。その為には、沖縄の人達、沖縄の企業、沖縄県全体で、クラブを応援していかないといけないと思いますし、それが出来ると思います! プロ選手としては、沖縄との縁が切れますが、播戸竜二としては、一生、沖縄と繋がっています」とエールも送った。