J2モンテディオ山形の2019キックオフイベントが13日、天童市で開催され、新加入10選手の会見や新ユニホーム発表などが行われた。

会場には相田健太郎社長(44)、木山隆之監督(46)、体調不良の1選手を除く全27選手が参加。昨年12月就任の相田社長は「J1昇格を目指してがむしゃらにやっていく」と宣言。就任3年目の木山監督は「雪の上にも3年。チームが大きく動きだす気がしてならない」と、三度目の正直となるJ1昇格へ意欲を見せた。

明日15日からの第1次静岡・御前崎キャンプを前に、フレッシュな新戦力も加わった。昨季J2水戸でリーグ11得点のジェフェルソン・バイアーノ(23)とJリーグ初見参のホドルフォ(21)のブラジル人FW2人に加え、J1経験4選手が加入。さらに青森山田で16年度全国高校選手権優勝の原動力になったMF高橋壱晟(20)ら若手有力選手も加わった。中学と高校で全国優勝を経験している高橋は昨季、レンタル移籍先のJ2山口でリーグ10試合に出場。高校の後輩は2年ぶりの全国制覇に王手をかけている。青森市出身の高橋は「去年は力不足で悔しい思いをした。どのカテゴリーでも優勝を求めたい。同じ東北出身として盛り上げたい」と気持ちを高ぶらせた。【佐々木雄高】