J2のFC町田ゼルビアは7日、FW橋村龍ジョセフ(18)が2月10日より、ブラジル・パラナ州のパラナ・サッカー・テクニカル・センター(PSTC)へ期限付き移籍すると発表した。

トップチームに所属し、契約期間は2019年7月14日まで。町田によると、PSTCは育成型クラブチームで、ユースからは02年日韓ワールドカップ・ブラジル代表でマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしていたMFクレベルソン、現役ブラジル代表でマンチェスター・シティーのMFフェルナンジーニョらを輩出しているという。

橋村はクラブを通じ「この度、ブラジルのPSTCへレンタル移籍することになりました。生え抜き選手として自分が成長できる環境を作ってくれたFC町田ゼルビア関係者の皆様には、とても感謝しています。

全く自分の知らないブラジルという国で新しい挑戦をすることになり、正直不安もありますが、すごく楽しみな気持ちが大きいです。

日本とは違ったサッカー文化、そして、たくさんの世界的プレーヤーが過ごした環境を肌で感じ、そのサッカーに対する考え方やプレーの違い、文化を吸収して、J1に行くであろうFC町田ゼルビアの仲間にふさわしい選手になって帰ってきます」とコメントしている。

英国人の父と日本人の母を持つ橋村はU-17日本代表招集歴もあり、スクール、ジュニアユース、ユースと全てのカテゴリーを町田で過ごして、初めてプロになった“町田っ子”。かわいい子には旅をさせよ、とばかりに、地球の裏側までクラブの期待を背負い、武者修行に出る。