競泳女子で来年東京オリンピック(五輪)の金メダル候補の池江璃花子(18=ルネサンス)が12日、白血病であることを自身のツイッターで告白した。

白血病は医学の進歩もあり、復帰したスポーツ選手もいる。昨年11月には、J2新潟DF早川史哉(24)が約2年ぶりに復帰。19年シーズンも契約を更新した。

早川は、24日のJ2開幕に備えてチームの一員として練習。現在行われている高知キャンプではフルメニューをこなし、練習試合にも出場している。

16年4月に発病。抗がん剤治療を受けて、同11月に骨髄移植手術をした。17年1月には治療に専念するために選手契約を一時凍結。順調な回復ぶりを見せ、18年11月に凍結を解除し、今年1月5日に正式に契約を更新した。

契約凍結中の18年3月から新潟の下部組織の練習に参加し始め、10月にはJ2新潟の練習試合にも時間限定で出場。順調に復活の道を歩んだ。治療中、新潟の支援以外に他クラブ、他クラブのサポーターからも多くの支援、激励が届いていた。

昨年11月の契約凍結解除の会見時には、それらの支援に対し、「温かい思いをたくさんいただきました。みなさんの支えが大きな力になりました」と感謝を口にしていた。

◆早川史哉(はやかわ・ふみや) 1994年(平6)1月12日、新潟市生まれ。新潟ユース所属時に年代別の日本代表に選出され、11年のU-17W杯では5試合3得点と日本の8強進出に大きく貢献した。その後は新潟のトップチームには昇格せず、筑波大に進学。16年に新潟に加入し、同年の開幕戦でJ1デビュー。J1通算3試合0得点。ルヴァン杯通算2試合0得点。170センチ、68キロ。