J1浦和レッズの新加入のFW杉本健勇(26)が13日、DF橋岡大樹(19)との新ホットライン結成へ意気込んだ。

さいたま市内で行った練習の最後に行った紅白戦では、FW興梠慎三(32)とコンビを組み、主力組の2トップの一角でプレー。オリベイラ監督が杉本と橋岡を呼んで入り方などを確認する場面もあり、練習後には指揮官が見守る中、居残りで興梠らと右ウイングバックの橋岡、DF岩武克弥(22)からのクロスに合わせるシュート練習を約30分間行った。

杉本は橋岡との関係について「(橋岡が自分を)わかってきているかという感覚より、俺が合わすという感覚の方が強い。試合でいい形を出せればと思います」。昨季リーグ戦王者の川崎フロンターレと激突する16日の富士ゼロックス・スーパー杯もにらみ、橋岡は「回数ではなく、どういうクロスを上げるか」と力を込めた。

また、負傷離脱していたMF青木拓矢(29)がこの日の練習から完全復帰。紅白戦までフルメニューをこなし「きつかったです。ここからかなと思いますけど、なるべく早くやれるようにしたい」。中盤は新戦力のMFエヴェルトンらが加入して層が厚くなっており「いいところは自分も学べたらと思う」と激しいポジション争いへの覚悟も口にしていた。