今年も全国のサッカー担当記者による、恒例の順位予想を実施しました。今日開幕のJ1リーグ順位を北は北海道、南は九州までの総勢17人で予想しました。1番人気は川崎フロンターレの3連覇。続いて昨季ACL王者の鹿島アントラーズと天皇杯王者の浦和レッズが続きます。ビッグネームがそろうヴィッセル神戸も、各記者が上位に挙げています。一方で最下位、降格候補の筆頭は6季ぶりにJ1の舞台に戻ってきた大分トリニータとなりました。
「なぜ愛する○○が優勝じゃないんだ!」と応援しているクラブの予想が低いと思われる方も、気を悪くしないでください。日刊スポーツの順位予想が、完璧に当たった例はないですから…。とにもかくにも、今年もJリーグを楽しみましょう!
- J1リーグ優勝シャーレ
◆浜本(協会・代表担当)
◎は鹿島。主力が抜けても若い芽が続々と出てくる気配で盤石か。対抗は総合力の高い川崎F。大物ずらりの神戸の戦いぶりも注目
◆盧(協会・代表担当)
鹿島の優勝は鉄板。小笠原の引退でピッチ上の指揮官を欠いたが、ジーコスピリットは全選手、全スタッフ、ファンが共有している
◆保坂(札幌担当)
期待を込めて札幌を優勝予想するか迷ったが、まずは初のACLということで。平均の7・77位は昨年の14・39位から大幅アップ
◆下田(仙台担当)
仙台は相次ぐ主力の流出で戦力ダウンが懸念されていたが、横浜から加入した吉尾などポテンシャルの高い選手が結集し上昇機運
◆杉山(鹿島担当)
担当する鹿島には期待を込めて1位予想を。鳥栖のフェルナンドトーレスと金崎の2トップ爆発にも期待。あくまで希望的観測
◆木下(浦和、松本担当)
17年の的中は…0! 18年は…1! おお、着実に精度が高まっている。半端ないって。順調にいけば今季は2つも当たっちゃうって
◆岡崎(東京、横浜担当)
川崎FのV3を阻む優勝最右翼は浦和。負傷離脱中の黒子役MF青木の復帰がカギ。東京は過去最高5位を上回るための準備OK
◆松尾(湘南担当)
盤石布陣の川崎Fが3連覇。対抗はACL王者の鹿島か。昨季の悔しさをバネに名古屋が上位進出。札幌は今年も上位にくると予想
◆岩田(川崎F担当)
オリベイラ監督の堅実な戦術に加え前線に興梠と杉本が並ぶ浦和は優勝候補筆頭。川崎F、鹿島と三つどもえの優勝争いになりそう
◆神谷(清水担当)
昨年アジア王者の鹿島はACLプレーオフでも実力を見せつけた。優勝の最有力候補。清水はクラブ目標達成の期待を込めて5位
◆前田(磐田担当)
富士ゼロックス・スーパー杯で川崎Fが良い補強をしたという印象だった。昨季終盤、破竹の9連勝を記録したG大阪も気になる
◆小杉(名古屋、G大阪担当)
G大阪魂の象徴で就任2年目の宮本監督が始動からイズムを伝承。昨季をベースに韓国代表DFキム・ヨングォン加入で守備力向上
◆実藤(C大阪、神戸、広島担当)
1位予想の浦和はFW杉本が復活すれば攻撃力は脅威。はまれば神戸だが長丁場が課題。C大阪も戦術浸透すればおもしろい
◆菊川(鳥栖・大分担当)
昇格組の大分は苦戦必至ながら昨季J2最多得点の攻撃力次第か。鳥栖はGK権田や主力DF3人が抜けた守備面が不安
◆石川(記録担当)
2連覇中の川崎Fが本命。3連覇となれば、07〜09年の鹿島以来2チーム目。攻守に隙がなく、今季も最多得点&最少失点優勝だ
◆上原(外電担当)
ダゾーンマネーと外国人枠増加で続々と大物外国人がJ1に参入。この流れが続くためにも川崎Fや神戸、名古屋の奮闘を期待
◆荻島(編集委員)
川崎Fは新戦力もフィットし、死角が見あたらない。ビジャや山口ら豪華補強の神戸は、優勝争いに加わることを期待する