ヴィッセル神戸は2月28日、ホーム開幕戦(3月2日、対サガン鳥栖)を前に、改装した本拠地ノエビアスタジアム神戸を報道陣に公開した。

改修の総工費は約1億円で、最大の目玉は1席30万円の「VIPチケット」。関係者によると「2桁はいっていない」数がこの日の時点で売れているという。まだ工事中だが、試合前に食事などをとり、設置された窓から選手の入場を見ることができるVIPルームを公開。また、特別席はピッチサイド、サイドラインから約6メートルの間近に設置されるという。

今回の購入者は日本在住者だが、台湾から団体で購入の問い合わせもあったといい、海外への展開も検討される。

スタジアムのライトは、神戸市によりすべてLEDが設置された。またスタジアム内のショップなどではすべて現金使用不可のキャッシュレス化。開幕戦当日は来場者に楽天の電子マネーカードを配布する。

元スペイン代表FWフェルナンドトーレス擁する鳥栖戦は、満員御礼確実。イニエスタ、ビジャ、ポドルスキのビッグ3を中心に生まれ変わった神戸が、生まれ変わったスタジアムであらためてスタートを切る。