FC東京の大卒ルーキーのDF渡辺剛(22)が、デビュー戦でうれしいプロ初ゴールを決めた。

前半30分、DF太田宏介(31)の蹴った右CKにニアサイドで頭を合わせると、ボールはGKの手をかすめてネットに突き刺さった。貴重な先制点を決め「思い出に残るデビュー戦になりました」。対戦した柏レイソルでは、同じ中央大サッカー部出身で同級生だったDF上島拓巳(22)もデビュー戦を飾っており、共に報道陣に囲まれたミックスゾーンでは、笑顔で顔を見合わせる場面もあった。

しかし、チームはホームの柏に後半に2失点して逆転負け。渡辺は試合結果については悔しさを募らせ「得点がとれて失点もしない選手になりたい」と力を込めた。