川崎フロンターレのDF馬渡和彰(27)が、10日のアウェー・横浜マリノス戦に強行出場する構えを見せた。馬渡は6日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の上海上港(中国)戦で、相手の元ブラジル代表FWフッキの強烈シュートを左足でブロックした際、足を痛め後半5分に交代していた。

8日は別メニュー調整だったが、9日の神奈川・川崎市内の練習では主力組でプレーしフルメニューを消化。「まだ痛みはあるし、どうなるかは分からない」と前置きした上で「やめる決断は簡単。でも、このチームで何の地位も築いてない。ポジションをつかんだら離さないぐらいの気持ちでやっている」と強い思いを口にした。

起用は監督の判断になるが、ピッチに立つイメージはしっかりできている。「相手も攻撃的なサッカー。攻撃対攻撃の部分で、僕たちが上回れるように頑張らないといけない。走力でチームの攻撃に貢献できれば」と話した。