日本代表MF橋本拳人(25=FC東京)が、30日の浦和レッズ戦でのフル回転と勝利を誓った。

26日の国際親善試合ボリビア戦(ノエスタ)で代表デビューを果たし、フル出場。試合から中1日の28日から東京の練習に合流し、フルメニューをこなした。「中3日での試合はよくあることだし、コンディションはばっちりです」と頼もしく語った。

ボリビア戦はデビュー戦としては上々の出来だった。得意のボール奪取力をいかんなく発揮し、1-0での完封勝利に貢献。追加招集ながら、貴重な試合を経験した代表活動を振り返り「海外でプレーしている選手と一緒に練習もして、質の高さや激しさを実感した。このレベルを普段から意識して、もっと成長していかないといけない」と気持ちを新たにした。

守備面では手応えをつかんだ一方、課題にも気づかされたという。「攻撃のときの、プレーの質。もっと流れを変えられるようなパスだとか」。途中からボランチに入ったMF柴崎岳(ヘタフェ)とともにプレーしたことも大きな刺激になった。「また日本代表に選ばれたいという気持ちはもちろんあるけど、これからもっと成長していかないとそこには入れない。まずは東京で、勝ち続けるチームの中心になりたい」と引き締まった表情。首位を走るチームの力になり続けることを誓った。