U-22(22歳以下)日本代表のジュビロ磐田DF大南拓磨(21)が29日、今季リーグ戦初勝利へ闘志を燃やした。

出場停止明けとなる今日30日のホーム鹿島戦(午後3時、ヤマハ)に備え、磐田市内で約1時間半の最終調整。最終ラインでの先発が濃厚となり「勝つことを考えてプレーして、無失点に抑えたい」と語った。

同代表として26日まで出場したU-23アジア選手権予選(ミャンマー)では、マカオ代表との初戦にフル出場。一方で、残り2試合は出番がなかった。「チームとして3試合無失点は良かったと思うけど、個人的には悔しかった」。鹿島戦にその思いをぶつける。

チームは開幕4試合2分け2敗と、勝利がない。苦しい現状を踏まえ、名波浩監督(46)は「2点取られたら厳しい。最少失点に抑えた中で、どう点を取るか」とポイントを挙げた。大南はキーマンの1人として、体を張って勝ち点3獲得を目指す。【前田和哉】