モンテディオ山形がレノファ山口FCに0-1で敗れ、開幕戦以来9戦ぶりの黒星を喫した。後半37分にDF熊本がファウルを犯してPKを献上し、痛い失点につながった。

満開の桜に囲まれたホームで平成最後の勝利に挑んだが、気持ちが空回りした。最後はロスタイムで得たセットプレーでGK櫛引も攻撃参加したが、「勝ち点を取るためにもリスクをかけなければならなかった」との執念も実らなかった。

順位は2位から4位に後退し、木山監督は「ゲームの中でお互い何かを出せたかというと、そうでもなかった。試合も膠着(こうちゃく)してあまりいい内容ではなかったが、次に向けてパワーに変えられるように努力していきたい」と前を向いた。