サガン鳥栖は湘南ベルマーレに0-2で敗れ、最下位脱出はならなかった。

鳥栖は元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(35)や元コロンビア代表ビクトル・イバルボ(28)、FW金崎夢生(30)ら豪華メンバーをベンチスタートとして試合に臨んだ。

しかし、開始早々の前半1分に守備の要のDF藤田優人(32)が接触プレーで足を痛め、そのまま7分にDF小林祐三(33)と交代。貴重な交代カードを思わぬ形で1枚使うことになった。

それでもなんとかホームで白星を手にしたい鳥栖はスコアレスで折り返した後半11分にFW趙東建(33)に代えてトーレスを投入。流れを引き寄せたいところだったが、直後の14分に自陣右サイドを崩されると、最後は湘南の大卒ルーキーFW大橋祐紀(22)に決められ、先制を許してしまう。

26分にはMF高橋義希(33)に代わって今季リーグ戦初出場となるイバルボがピッチへ。トーレスとイバルボを前線に並べる布陣で1点を目指した。

しかし、終了間際の44分には途中出場のMF梅崎司(32)に追加点を奪われ、試合はこのまま終了。鳥栖は公式戦4連敗となり最下位を脱することはできなかった。一方、平成最後の公式戦を制した湘南はリーグ戦4試合ぶりの白星を手にした。