京都サンガがMF重広卓也の24歳誕生日弾などで横浜FCに快勝した。

大卒2年目の重広は、5月5日が誕生日。2-1の後半15分、相手DFのパスをカットすると、そのままドリブルでゴール前に持ち込み、勝利を決定づけるゴールを決めた。「前に対する守備が出せた。シュートに関しては冷静に流し込めた。今日は特に狙ってました。(誕生日の日は)ゴールデンウイークなので試合はあるんですけどゴールが取れなかったので。取りたいなと思っていた。いい巡り合わせでした」と振り返った。5月5日生まれで、今回の得点がJ通算5点目。偶然にも「5並び」となった。

阪南大出身。プロ1年目の昨季から出場機会を得ており「いい経験をさせてもらっている。もっともっと、1試合1試合集中して成長していきたい」と貪欲だ。阪南大では、川崎フロンターレのMF脇坂泰斗と同学年でともにプレーしていた。脇坂が3日のベガルタ仙台戦で初先発し2アシストと活躍したことも見ており、重広は「カテゴリーは違いますけど、いい刺激になっています」と話していた。