今夏にJ2・FC琉球から移籍してきたセレッソ大阪FW鈴木孝司(30)が、J1初先発した。ここまで6試合1得点もすべて途中出場。

この日は奥埜と2トップを組んだが後半途中、シュート0本でベンチに退いた。

「(初先発へ)2週間準備する時間があった。僕自身、もっと自分の持ち味を出せればよかった」と鈴木は悔しがった。前節札幌戦でFWブルーノメンデスが負傷し、左下腿(かたい)三頭筋筋損傷で全治4週間と診断された。代役として燃えないはずがなかった。

後半途中にはDF丸橋の左クロスにゴール前で飛び込んだが、松本DF水本に瞬時の差でクリアされていた。守備ラインの裏側へ飛び出す動きもあったが、決定的な場面をつくれなかった。それでも献身的な動きを発揮し、次回へと期待はふくらんだ。