湘南ベルマーレがオウンゴールで得た1点を守りきり、本拠地最終戦でリーグ戦11戦ぶりの勝利を手にした。

前半開始から、湘南が主導権を握った。同9分、FW山田直輝の中央への左クロスを広島DFがクリアミスし、オウンゴールで先制。湘南はその後も攻勢を仕掛けたが決定機を生かせず、1-0のまま前半を終了した。

広島は後半から入ったFWドウグラス・ヴィエイラが3分にシュートを放つも、GK富居大樹の好セーブに阻まれた。湘南はペースを奪い返し、追加点こそ奪えなかったが広島の攻撃をしのいで逃げ切りに成功。8月13日にパワハラ疑惑で曹貴裁監督が活動を自粛して(その後退任)からの初勝利で16位以上を確定させ、J2の自動降格は免れた。