横浜F・マリノスは7日に15年ぶりのJ1制覇をかけ、2位FC東京との最終節に臨む。チームは5日、横浜市内で非公開で調整。試合チケットはすでに完売していたが、クラブは同日、電子招待券の見込み数確定に伴う、自由席の最終販売を6日10時から行うことを発表した。

会場の日産スタジアムは今秋のラグビーW杯で使用されたため試合開催は8月17日のC大阪戦以来。ラグビーW杯決勝には7万103人が来場したが、Jリーグでは観客同士の衝突を避ける緩衝地帯を設けなければならず、東京戦では約6万5000枚を販売。それでも13年の横浜-新潟戦で記録したJ1歴代最多となる6万2632人を越える可能性もある。

スタジアムでは同W杯のために臨時設置したラウンジなどの解体や清掃員を増員しての座席清掃などで準備を進めており、選手らが「満員の日産で優勝したい」と意気込む運命の決戦に備えている。