ヴィッセル神戸FWダビド・ビジャ(38)が、リーグ戦有終の美を飾る。

J1リーグは7日に最終節を迎え、神戸はホームでJ2降格が決まったジュビロ磐田と対戦する。今季限りで現役を引退するビジャにとって、準決勝に勝ち残っている天皇杯はあるが、リーグ戦はラストマッチ。前節の鹿島アントラーズ戦は欠場も、最終節に向けては順調な様子でトルステン・フィンク監督(52)は6日、「コンディションはいい。スタメンかは言えないが、プレーすることは確実に言える」と明言した。

本人の言葉はなかったが、チームは「ビジャのために」がモチベーションとなっている。FW古橋亨梧(24)は「動きだし、ゴール前のアイデアなど勉強になった。自分のプレーに生かせる。(最終節は)ゴールを取らせたい。それ以上に勝って送りたい」と必勝を誓った。