清水エスパルスが7試合ぶりに勝利し、自力でJ1残留を決めた。

前半は互いに無得点だった。ホームの清水はFWドウグラスを軸に攻撃を展開。ボールを握りながら攻め込むも、ゴールが遠かった。サガン鳥栖もFW豊田をターゲットにシンプルな攻撃を仕掛けた。ただ、清水の守備陣も粘り強く対応。0-0で折り返した。

後半にチャンスを作ったのは清水。同17分、MF河井からFWドウグラスにつなぎ、最後はFWドゥトラが左足で狙った。徐々にリズムを作ると、ついに均衡を破った。同23分、右サイドでボールを受けたドウグラスがドリブルでエリア内に進入。角度のない位置から左足を振り抜くと、左サイドネットに突き刺さった。

後半33分にはドゥトラに代えてDF立田が出場。守備固めに入った。1点を追う鳥栖は35分にFW金崎を投入。パワープレーでゴールに押し込むも、最後までゴールが奪えなかった。

勝った清水は残留が決定。この日湘南ベルマーレが松本山雅FCと引き分けたが、得失点差で上回った鳥栖も残留が決まった。