今年J2のジュビロ磐田がJ1・FC東京のMF大森晃太郎(27)を獲得することが、12月31日までに濃厚となった。近日中にも、クラブから正式発表される見込み。

大森は、高い技術を生かした攻撃だけでなく、運動量も豊富で献身的な守備が光るサイドハーフ。2011年にG大阪ユースからトップチームに昇格すると、同年8月のC大阪戦でリーグ戦デビュー。14年には、主力として国内3冠に貢献した。その後は、J1神戸を経て、18年に完全移籍で東京に加入。19年は25試合1得点と、最終節まで優勝争いを演じたチームを支えた。

磐田は19年にJ1最下位になり、リーグワースト2位の29得点。失点数も同5位の51失点だった。1年でのJ1復帰を目指す20年シーズンに、攻守両面でハードワークができるMFの加入は、チームにとって大きな追い風となりそうだ。