J2アルビレックス新潟のDF新井直人(23)がクラブハウスで約2時間自主トレを行った。ルーキーイヤーだった19年は開幕スタメンを勝ち取り、リーグ戦30試合に先発出場し、1得点2アシストを記録。オフは東京の実家に戻り、出身クラブや母校・実践学園へあいさつに回った。「どのコーチにも2年目が勝負だぞ」と声を掛けられたと言う。

チームはこのオフ、選手・スタッフの入れ替わりが多く、戦い方がガラリと変わる可能性もある。「個人としてもチームとしても、もっと上のレベルに持っていきたい。練習からアピールし、より多くの試合に出場したい」と意欲を見せる。

プロになるため新潟経営大に進学し、練習生としてプロ生活をスタートさせた新井は新潟に対する思いも強い。「新潟をJ1に昇格させるためにここに残った」と話した。13日から始まる全体練習へ向け、少しずつギアを上げていく。【小林忠】