小野になれ! Jリーグ新人研修が29日、静岡・御殿場で行われ、東京五輪世代で川崎フロンターレのMF旗手怜央(22)、三笘薫(22)ら今季加入の209人が参加した。

Jリーグの原博実副理事長が講義で、98年の浦和監督時代のMF小野伸二(現J2琉球)を例に挙げ「3月にスタメンをつかみ、その年の6月のW杯フランス大会に行った」と、まずはチームでポジションをつかむ重要性を説いた。7月に東京五輪を迎えるだけに、旗手は「現状では(五輪に)出られないと思っている。今は、フロンターレで試合に出て結果を残すことを考えたい」。三笘も「試合に出れば短期間で成長できる。試合に出たときに活躍することをイメージしたい」と話した。