J2京都サンガは1日、キャンプ中の沖縄でガンバ大阪と練習試合(45分×2本)を行った。G大阪の鋭い動きに対応が遅れるなど、1-6(前半1-3)で大敗した。

コーチから昇格したばかりの実好礼忠監督(47)は、古巣との試合に「やられ方のところが課題です。前半のカウンター、特にパス2、3本だけで(ゴールまで)やられている。あのへんの対応。後半は修正できてきたが、最後は足が止まった。G大阪からボールを奪うのは大変なこと。もっとやらなければならない」と猛省した。

一方で清水エスパルスから完全移籍したDF飯田貴敬(25)は、右サイドバックで先発し「完成度はまだまだ低いが、G大阪相手にボールを持てる時間帯もあった」と収穫を得た様子。右サイドの突破から好クロスを送るなど得点にも絡んだ。2010年を最後に遠ざかるJ1復帰へ、これからが勝負だ。