1月のU-23(23歳以下)アジア選手権に日本代表としてプレーした湘南ベルマーレMF斉藤未月(21)がクールな闘将像を掲げて2020年に臨む。今季はDF岡本拓也新主将のもとFW石原直樹、MF福田晃斗とともに副将に就任。ボランチとしてプレーや言動で闘争心をみせ、チームをけん引する姿勢の斉藤は4日、神奈川・平塚市で再開したチーム練習に臨み「普通に(副将を)やれればいいと思う」と気負うことなく口にした。

19年U-20W杯では日本代表主将を任された経験もある。今夏に東京オリンピック(五輪)イヤーを控える中、プレーとともにピッチ内でみせる存在感も五輪代表入りを後押しする可能性がある。斉藤は「怒りのままにプレーしないで落ち着くというのは最近、できてきた。昔からちょっとそういう時もあったけれど、それで良い方に向いたことがなかった。それは変える。経験してやりながらできるようになってきました」と冷静にプレーする姿勢を示した。