東京は4年ぶり3度目の出場となったACLの初戦で蔚山と敵地で対戦し、1-1で引き分けた。

前半は互いにチャンスを作った。東京は先に決定機を作られる。18分、右クロスを相手FWヨハンセンに右足で合わせられたが、クロスバーに助けられた。

東京の決定機は前半41分。鹿島から加入のFWレアンドロが中央から絶妙なスルーパスをDF室屋成へ供給。室屋がGKと1対1を迎えたが、右足で狙ったシュートはGKに阻まれて得点はならず。スコアレスのまま前半を終えた。

後半19分、東京に待望の先制点が生まれる。左よりの位置でボールを持ったレアンドロが、ふたたび絶妙なスルーパスをゴール前へ。中央から走り込んだFWディエゴ・オリヴェイラが左足でGKの股下を通し、ゴール左隅へ決めた。

勢いに乗って攻め続けた東京だったが、37分に同点とされる。相手のFKに対応したFWアダイウトンが頭でクリアしようとしたが、ボールはそのままゴールへ。オウンゴールでリードを失った。

41分にはレアンドロがミドルシュートも、左ポストに当たって2点目はならなかった。試合はこのまま終了。何とかアウェーで勝ち点1を持ち帰ることとなった。